家族葬とは?


最近は小規模のお葬式が人気で「家族葬」という言葉をよく目にするようになりました。葬儀社の広告には必ず「家族葬〇〇円~」とありますが、家族葬とはいったいどのようなものなのでしょうか。

  • ➀家族葬とは
  • ②家族葬のデメリット
  • ③家族葬を行う時の注意点
  • ➀家族葬とは

    一般的には、家族、親族、ご近所の親しい方くらいまでの会葬者で営む小規模なお葬式をさして家族葬といいます。

    ただしその定義は明確ではなく、家族だけ、親族まで、または親しい知人、友人まで、ということもあります。

    また、決まった参列者の人数制限もなく、10人以下と言う場合もあれば50人を超える家族葬もあります。

    家族葬は一般のお葬式と違って、会葬者を限定するのが大きな特徴です。


    ②家族葬のデメリット

    会葬者を限定する以外に、決まった定義がないため、どなたにお声がけをするのか範囲を限定することが難しいのです。

    特に、その範囲が家族を越えて親族に及ぶと、どなたにまでお声がけをするのか明確に線引きすることがなかなか困難ということがあります。場合によってはお声がけしなかった方から「なぜ声をかけてくれなかったのか」と後から不満を言われてしまうこともあるかもしれません。また、訃報を聞きつけたご近所の方や故人の友人・知人が急に訪ねてきて対応に困ってしまうこともあり得ます。

    ③家族葬を行う時の注意点

    家族葬のように範囲を限定しない葬儀(お葬式)を一般葬といいます。かつては家族葬という呼び名はなく、どのようなご葬儀もすべて一般葬でした。それが昨今、都市化、少子化、コスパの重視などでこじんまりとした葬儀(お葬式)をご希望の方が多くなり、小規模な葬儀(お葬式)を「家族葬」と呼ぶようになったのです。本来の葬儀(お葬式)は結婚式のように招待状が届いた方だけが参列するわけではなく、訃報を聞いた方は基本的にどなたでも希望があれば最後のお別れをしにいらして頂けるオープンな場であるため、どうしても社交辞令的な参列があるのが実情です。家族葬のメリットは、そのような社交辞令的な会葬者に煩わされることなく、本当に故人にとって深いつながりがあった人だけで最後のお別れができるという点にあります。

    そこで、家族葬を行う場合には、どなたまでお声がけをするのかの線引きをしっかりし、あらかじめ予定されていた以外の方からお別れにお越しになりたいと言われたときには、どのように対応するのかを決めておくことが大切です。

    また、家族葬はお香典が少ないない分、思っていたよりも費用がかかってしまった、ということもあります。

    葬儀社の広告にある「家族葬〇〇円~」という金額が、どのくらいの範囲を想定しているのか必ず確認しましょう。「家族葬=安い」とは限りません。「家族葬」という言葉に惑わされず、しっかりと料金やサービスを比較検討し、最適な葬儀社を選ぶことが重要です。


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